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初秋の里山と瀬戸内の岩稜を楽しむ。
里山もすっかり秋の空気に包まれました。天気が良いと過ごしやすい季節は、空気も乾燥して岩を触るには適期です。 初秋の恒例、里山の岩峰と瀬戸内の岩稜を楽しんできました。 ↓秋らしい巻積雲 鎌倉寺山南峰は、急峻な尾根に脆い岩が積み上がっていて面白い。色々アレンジできるので、今回は新しいルートにもチャレンジ。なかなか自由に楽しみ過ぎて、時間ギリギリで下山。 雨予報だったけど、終日曇り空で過ごしやすい一日。誰もいない里山で貸し切りの岩峰を楽しみました。 翌週に瀬戸内の烏帽子岩山へ。日本海側は雨、高山では初冠雪となる西高東低の冬型でしたが、瀬戸内までは届かなかったようで終日ポカポカの小春日和でした。 ↓ダンガメ岩から 乾いていたので、久しぶりに本谷から入りました。濡れていなくてもツルツルの花崗岩は、登山靴のフリクションではギリギリですね。よく滑ります笑 ↓本谷から見上げる第2フェイスとミッキーフェイス 本谷の出口でシダ藪の穴からスズメバチが飛び交ってました。戻るわけにもいかず、少し藪を漕いで銀座尾根へ移動。1丁目は快適に登ったものの、2丁目に蜂の巣危険の案内
yoshidaguide
6 時間前


濃密な自省の時間。
中国山地の奥山も秋が深まってきましたが、紅葉の色付きはまだ。冷たい北風が吹く10月末に氷ノ山山系の渓流へ。今シーズンも色々経験をさせていただきましたが、最後は課題満載で締めました。 山には必ず尾根と谷があります。上り下りで見え方や強度は違いますが、地形的に谷の方がリスクが高い。降雨により変化する水線は、倒木や岩石などの堆積物が集積されるので侮れません。 渓流は、踏み跡を歩く登山道とは違い、足の置き場が見えない不安要素と自然な地形を歩くという意味で、岩や雪と同じ感覚。一般的な登山とは一線を画し、山登りの原点が詰まっています。 不確定な自然の中を安全にガイディングするためには、色んな知識と技術が求められます。如何なる環境でも、不変的な技術の応用ができること、自信と過信を取り違えないこと。 ↓シロツチガキ 自分を疑い、自信を失いながらも、正しい事は受けれなければ先には進めない。色々反省が多かった濃密な3日間。また次に向けて頑張るだけです。ありがとうございました。
yoshidaguide
5 日前


名もなき山で未知の道を楽しむ。
北広島町の中山間地域の山々は山城跡が多く、名もなき里山にもその痕跡を見ることができます。今回は、燕岩843mから主稜線を繋いで東の無名峰へルートファインディングを楽しんできました。 ↓美しい日本の原風景 まずは入山ポイントを探すとこから。どこから入山して、どうやってルートを繋いで、目的地を目指すか。オリエンテーリングと同じですが、全てが未知というのが面白い。 話し合いも真剣です。経験を積んできたメンバーと新メンバーで目線を揃えます。ここで遠慮してたら何も進まない。燕岩までは情報があったので、それを使ってスタートしました。情報を使うのは少し残念。 ↓燕岩(微かに瀬戸内らしき海面が見える?) 燕岩は、この日唯一展望がよかったです。ここから先は主稜線を繋ぐ未知の道です。何が出てくるか楽しみながら進みました。笹藪少々、杉林と自然林のハイブリッド。県北の里山らしい植生でした。 ↓時々あらわれる不思議な自然美 思いのほか歩きやすい地形で、目的の三角点へ。落ち葉に埋もれていたので素通りしてしまいましたが、引き返して掘り起こして発見。現在地を確定できる唯一の人工
yoshidaguide
10月28日


瀬戸内の里山は秋の空と南風。
10月下旬になってもまだ夏の空気が残るけど、瀬戸内沿岸部も歩きやすい季節になってきました。広島市街地郊外の蓮華寺山373mから高城山495mを歩いてきました。 ↓秋の雲は面白い 蓮華寺から石仏を数えながら急登を上がって、山頂へ。蓮華寺山は山城跡の地形が歴史を感じます。 蓮華寺山から高城山への主稜線は、アップダウンが少ない美しいトレイルです。細かいピークとコルを見極めながら歩きます。名もないピークを特定するには、派生する尾根の角度がポイントですね。 高城山からの展望は素晴らしく、眼下に瀬野川と西国街道。遠く瀬戸内海まで見渡せます。日本海にある温帯低気圧に向かって南風が吹き込む瀬戸内。空は秋でしたが、風は夏のようでした。 ↓遠く瀬戸内海が見える ↓高城山495m 電波が届く市街地郊外の山なので、リアルタイムで雨雲を読みながら歩けるのがありがたい。レーダー見ながら、雨に当たらず下山できました。 仲良しメンバーと調和して、楽しく歩く事ができました。まだまだ課題はありますが、判断のスピードが上がってきたのがうれしいですね。良いスタートの一日になりました。あ
yoshidaguide
10月24日


シーズン初めは備前の里山から。
備前にある人気の里山、熊山509mへ。大きな山塊は三市に跨り、登山コースもたくさん整備されています。今回は南の香登駅から北の和気駅まで13㎞の熊山クロッシング。 10月初旬の里山は、夏と秋の間くらい。気温高めでしたが、曇り空の涼風で登山日和でした。仲良しメンバーと課題をクリアしながらワイワイと歩きました。 週末ということもあり、山頂展望広場は多くの登山者がいました。我々が歩くコースはマイナーなので、登山中に会う人はいませんでした。 登山道は明瞭ですが、枝道や軽車道、巡視路など複雑に入り混じっているので、うっかりりするとルートロスします。もちろん地図アプリは使わないので、しっかり地形図を読み取りながら進みます。 確信がなくて長考することもありますが、少し先に進めば景色が変わり、何かヒントがあるかもしれない。間違えたら引き返せばいい。その手間を面倒うと思う人は上達しないですね。止まってても答えは見つかりません。 ↓和気アルプス 論山318m が近付き、白岩まで来るとゴールの和気駅が見えてきます。ここから激下り。シダ藪に隠れた登山道は、ザレ気味の流紋岩
yoshidaguide
10月20日
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