空高しくも雲中の伯耆大山。
- yoshidaguide
- 10月8日
- 読了時間: 2分
すっかり涼しくなった9月末、久しぶりの伯耆大山へ。大山寺は朝から多くの登山者で賑わっていましたが、今回は裏大山からアプローチ。人も少なくて静かな登山を楽しむ事ができました。
↓三ノ沢から見上げる南壁

朝は秋晴れで頂上稜線がキレイに見えていました。この日は日本海にある前線に向かって南風。これが南壁で上昇気流を作り、すぐさま山頂部はガスに包まれました。

山頂部を覆った雲の中は風が強く、ヤセ尾根で強風に煽られて緊張しましたが、人間そう簡単に飛ばされません。ガスで視界もなく、景色もなく、高度感もなくなりましたw

天狗ヶ峰を超えて北面に入ると、頂上稜線が障壁となり風も弱まりました。緊張する場面もなくなり、のんびりとユートピアまで下り、貸し切りの避難小屋で一休み。


景色は何も見えないので、三鈷峰はキャンセルして下山。上宝珠もキャンセルして、元谷にドロップ。久しぶりの砂滑りは幻想的なモノクロの世界。全てが崩壊して、一歩踏み込むたびに滑ります。

↓ダイセンオダマキ

↓豪円山、日本海が見える

大堰堤まで下りると下界は晴れ渡っていました。午後から雨予報だったけど、雨には降られず、良いタイミングで楽しいメンバーと楽しい登山で今シーズンを締めました。ありがとうございました。





