石鎚山をのんびり歩きながら。
- yoshidaguide
- 2 日前
- 読了時間: 2分
大好きな四国を代表する霊峰・石鎚山1982m。平日の静かな名峰を子供達とのんびり歩いてきました。
↓南尖峰と天狗岳、弥山

早朝の今治市内はどんより曇り空。寒風山トンネルを抜けると快晴。四国山地の背梁を境に空模様が一変しました。土小屋から見渡す北側は一面の雲海。先日訪れた、瓶ヶ森が浮かんでいました。

高気圧の配下、とても穏やかな一日でした。下降気流が蓋をしたのでしょうか、雲海は午後になっても抜けませんでした。こんな日もあるんですね。


二ノ鎖元小屋からは、階段で弥山山頂へ上がりました。山頂の混雑もなく、ゆっくりと休憩できました。大人達は天狗岳に向かい、離合もスムーズに無事山頂を踏む事ができました。

山登りを通して子供達は何を身に付けるのか。修業的な側面もありますが、それはそれで大事。歩かなければ辿り着けない、仲間で励まし合う、ザックを持ってあげる、水分と行動食の管理も各々。

子供はリスクなんて関係ないので、しっかり大人が管理し、そこは経験による裏付けがあります。自然の中で起こるリスクを登山者目線で伝えて、教育者として楽しさを伝える。

新緑の香り、鳥の鳴き声、風の音。日常では感じることのない空気と景色。大人になって、いつか思い出す時が来るかもしれないですね。こういう時間を大切にしていることが素敵です。ありがとうございました。