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名もなき山で未知の道を楽しむ。

  • yoshidaguide
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

北広島町の中山間地域の山々は山城跡が多く、名もなき里山にもその痕跡を見ることができます。今回は、燕岩843mから主稜線を繋いで東の無名峰へルートファインディングを楽しんできました。

↓美しい日本の原風景

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まずは入山ポイントを探すとこから。どこから入山して、どうやってルートを繋いで、目的地を目指すか。オリエンテーリングと同じですが、全てが未知というのが面白い。

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話し合いも真剣です。経験を積んできたメンバーと新メンバーで目線を揃えます。ここで遠慮してたら何も進まない。燕岩までは情報があったので、それを使ってスタートしました。情報を使うのは少し残念。

↓燕岩(微かに瀬戸内らしき海面が見える?)

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燕岩は、この日唯一展望がよかったです。ここから先は主稜線を繋ぐ未知の道です。何が出てくるか楽しみながら進みました。笹藪少々、杉林と自然林のハイブリッド。県北の里山らしい植生でした。

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↓時々あらわれる不思議な自然美

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思いのほか歩きやすい地形で、目的の三角点へ。落ち葉に埋もれていたので素通りしてしまいましたが、引き返して掘り起こして発見。現在地を確定できる唯一の人工物なので大切です。

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この先は等高線の緩い杉林。最後までなかなか迷わせます。考え続けて、廃道と化した登山道へ合流しました。

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名もなき山でしたが、とても面白かったです。景色が良い山、難しい山、高い山、人気の山、登山の楽しみ方は千差万別ですが、何にも縛られずに自分達で考えながら目的地を目指す。これも一つの楽しみ方ですね。お疲れ様でした。

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