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道に迷わない方法を考える。

  • yoshidaguide
  • 4月8日
  • 読了時間: 2分

広島市郊外、湯来町にある東郷山977mと寒山869mへ。寒の戻りで冷たい風が吹くなか、ワンランク上の地図読みに行ってきました。中山間地域の山は地味ですが、里山と奥山の特徴を合わせ持つので面白いです。

↓寒山から瀬戸内が見える

登山道は人工物として考えているので、登山道を歩いていて道に迷うことはありえません。どっちかへ進めばどこかへ辿り着けます。単純に、来た道戻ればいいですし、上へ行けば山頂付近に辿り着くはず。

↓上がればどこかに辿り着く

道に迷うのは、下山時に道を間違うか見失うか。今回はポイントを絞って、下りのルートファインディング。樹林で見通しが効かない地形は難しい。案の定、間違いそうなポイントで、しっかり間違いますw

↓視界が遮られる樹林は難しい

尾根の分岐、傾斜がない平面地形、傾斜の強い平面。選択肢が増えていく下山は、尾根を1つ間違えるとルートからどんどん外れていきます。途中で気付いても判断は変えられない。結果、さらに遠のいていく。

↓谷に下りると事態は悪化することも

登山口と下山口が違う場合や疲労で思考が低下したり、おしゃべりに夢中だったり、要因は色々あると思います。思い込んで突き進み、気が急いて、谷へ下りて水線に沿って滝に出ればアウトですね。

ちょうど送電線の補修工事中で、木々が刈り込まれてモノレールが引かれてました。そこにできた新しい巡視路は、新たな道となるかもしれませんが、目的地は送電鉄塔です。山にある道=登山道ではない場合もあります。

地形図から得られる情報と目の前にある実況を、細目に確認する。それに尽きますね。思い込みをなくすための、実践的な下山の地図読みは学びが多いです。上り返し多くて疲れますがw

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