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暑さから逃れられない瀬戸内の山。

  • yoshidaguide
  • 7月4日
  • 読了時間: 2分

日本海にある停滞前線に向かって、元気な太平洋高気圧から南風が吹き込む。6月も半ばを過ぎ、瀬戸内沿岸部は真夏の暑さでした。春に中止した児島半島の貝殻山287m・剣山276mを歩いてきました。

山林火災から数ヵ月、焼け跡は大きく広がっていますが、地形が変化したわけではないので、山は変わりありません。ただ、この季節に葉がない山容が異様ですね。お陰で、相反する副産物をいただきましたw

↓貝殻山登山口

1つは、葉が無いので地形や登山道が丸見え。地図読みの勉強だったので、とても分かりやすいw 尾根も谷も隣の稜線も丸見えでした。

もう1つは、木陰がない。これは参りました。暑さモリモリの中、休める場所が限られます。瀬戸内沿岸の山には堪えました。

山に木陰がないと、こんなにも違うんですね。寒い季節の陽射しはありがたいけど、夏は厳しい。四季に応じた自然の恩恵を受けて、山に登っているんだと気付かされますね。

山焼きで定期的に植生の成長を促す山もあるので、火災自体は山にダメージは少ないのでしょう。「根こそぎ」削れば再生はできないけど、足元には若葉が萌え出ていました。植物は強いっすね。

↓直島諸島

金甲山方面は、葉が茂っていたので火災は限定的だったんですかね。焼けた山を歩く機会なんてないので、貴重な景色を見れました。今冬に再び訪れる予定なので、どれくらい変化しているか楽しみです。

吉田太一Facebook
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