快晴の西中国山地・吉和冠山1328m。今シーズン4回目。
温かい雨の後で、どのくらい雪が残っているのか不安でしたが、雪解け進み過ぎて詰んでました。
↓西中国山地の山嶺と日本海の水平線
全国的に良い天気になったこの日、西中国山地も雲一つない青空が広がっていました。
朝は冷え込み、登山口で-5℃。山頂に着くころは8℃まで上がりました。
今回は一般登山道の汐谷ではなく、冬期限定の南尾根から山頂を目指しました。
↓箸を忘れて小枝
雪がない中、ハードブーツで歩き続け、途中でアイゼンとピッケルを使って急斜面を登る。アイトレでした…
1100mを越えて少しずつ雪が出てきました。雪面は締まっていて、歩きやすいが傾斜がない。通常はツボ足状態。
雪が少ないのは残念でしたが、天気は最高でした。山頂から見上げる紺碧の空は宇宙でした。
山頂からは、北に西中国山地の山領と日本海の水平線、南は瀬戸内海から四国・石鎚山系まで見渡せました。
↓西中国山地の屋根、雪は山頂部だけ(左から旧羅漢・恐羅漢山、臥竜山、十方山)
↓瀬戸内の向こうに四国・石鎚山系
昼寝ができそうなくらい穏やかな山頂は、今シーズン一番の天気でした。
下山は、少しでも雪を求めて尾根ルートではなく、谷ルートを使いました。ほとんど歩かれていないので、トレースもなく不明瞭でしたが、尾根より雪はありました。何とか林道に合流して登山口へ戻りました。
なかなかアドべンチャーで面白い谷ルートでした。綺麗な滝がいくつかあり、季節を変えてまた入ってみよう。
再び温かい雨予報がでています。西中国山地の雪山は終了、また来シーズンです。