夏の3連休2日目は山の日。伯耆大山の裏に回り込んで甲ヶ山1338m・矢筈ヶ山1358mへ。
大山の北に延びる尾根は、中国地方で岩稜を楽しめる貴重なハードルートとして人気があります。
↓甲ヶ山と矢筈ヶ山
岩稜が象徴的なルートですが、そこに至るまでも中々登り応えがあります。
香取登山口から緩いアプローチで甲川の川縁へ。ここから始まる傾斜角20~30度・高度差450mを一気に登ります。
下部はゴーロの谷筋なので慎重に。上部は樹林で、単調な急登に「あきる~」という声が聞こえましたw
頑張って登り切った先に、ハイライトの岩稜が待っています。通称「ゴジラの背」と呼ばれる甲ヶ山へ続く尾根。
本家に比べると小さいですが、なだらかな中国山地にあって特異な風景を見せてくれます。
↓甲ヶ山へ続く美しい岩稜
午後から雲が湧いてきて、青空が少し見える空模様。陽射しが遮られて丁度いいコンディションでした。
流れる雲と岩のコントラストがアルパインチックな雰囲気で、高度感も出て良い感じでした。
↓甲ヶ山からの下降路
↓小矢筈(左)と矢筈ヶ山
続いて小矢筈と矢筈ヶ山。小矢筈の山容もカッコイイ切れ立った岩塔です。矢筈ヶ山を下って大休峠までくれば、中国自然歩道をのんびり歩きながらの下山です。ここは紅葉の季節に歩きたい美しい森です。
急登から始まり、岩稜の上り下り。山の日に、たっぷりと山を満喫できました。
まだ積雪期に訪れたことが無いので、いつか登ってみたいですね。これもハードそうです。
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