続けて3連休の2日目。岡山県最北の山、鳥取県境にある三国山1213m。
積雪状況によりラッセル強度が激変する体力勝負の山を楽しみました。
↓三国山(南領)1213m

アプローチは鏡野町から。恩原高原スキー場からの長い尾根ルートと岩井滝から林道ルートで悩みましたが、
雪が少ないので後者にしました。岩井滝への林道は除雪手前まで車で入って、スタート。


3㎞の林道アプローチをスノーシューでこなして、中津河川の分岐まで詰めます。
分岐の真ん中の尾根を稜線まで高度差300mを上がります。

樹林を縫うように標高を上げていくと、徐々に樹林が少なくなり、広い雪原に出ます。
低い雲と雪が遠近感を崩して、地形以上にスケールの大きさを感じました。


なだらかなピークを越えて、樹林に囲まれた雰囲気のある山頂へ。霧氷がきれいでした。
↓幻想的な雰囲気の山頂

帰路は、雪も多かったので谷ルートを選択して、林道へ下りました。この頃には雪が降り始めていました。
右に左に川岸をへつったり渡渉しながら、難儀な下山。個人的には面白かったですが、みなさん疲れてましたw


中津河川の分岐まで戻って、再び3㎞の林道ハイクでスタート地点に帰りました。
今シーズン、やっと雪山らしい雪山を歩けました。やっぱり雪山は体力と技術と経験、総合力が求められます。

雪のシーズンが短い中国山地で、雪不足の今シーズン。
良いタイミングで、良いコンディションの中、良い山に登れました。ありがとうございました。