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yoshidaguide

雨の岩峰で笹藪に濡れる

春の天気予報は当てにならない。

広島の奥座敷、古い湯場の歴史を持つ湯来町にある岩淵山と感応山を周回してきました。このルートは、前半の岩場、後半の笹藪と2部構成で楽しめます。今回は雨というスパイスが効いて、より実践的になりました笑

朝から小雨が降っていましたが、気温も高めで風が弱かったので何とかなりました。

最初の岩峰への登りが一番雨が強く、岩は濡れ濡れ。前半のハイライトは緊張する場面でしたが、みなさんスイスイと登っていきました。景色を楽しむ視界がなかったのが残念でした。

↓鎖とスタティックロープがFIXされています

本番を想定した歩きなので、雨の岩場は良い練習になりますし、色々な発見もあります。

フードを被った時の視覚と聴覚の遮断性や、レイヤリング、バックパックの防水処理など、雨への対応は大切です。


無事に岩峰のピークを超えると、後半のお楽しみが始まります。

地形図とコンパスを駆使して歩くルートファインディングです。ルートは笹に覆われて不明瞭。

↓リアル笹藪

課題を設定してピンポイントで目的地を目指します。視界が悪いので、周りの景色や地形から情報を得る事ができません。近景の地形を見極める必要があり、難易度は上がります。


細かいアップダウンを繰り返しながら課題を見つけて進んでいきます。

雨の笹藪は、防水透湿性が高い登山靴でも太刀打ちできません。みなさん、もれなく浸水してました。

↓感応山は真っ白

午後から小雨になりましたが、止むことはなく山は完全に雲の中。

濡れた岩場と濡れた笹藪という難しい環境でしたが、みなさん明るく元気なのが救いでした笑

久しぶりに歩きましたが、岩と藪を楽しめる好ルートです。また天気がいい日に歩きたいですね。

麓の湯の山では、雨に濡れた梅が良い香りでした。桜はこれからですね。お疲れ様でした。

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