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隈笹にシバかれ超えていく。

  • yoshidaguide
  • 6月22日
  • 読了時間: 2分

岡山県鏡野町にある花知ヶ仙1248m。県内7位の標高ですが、ピストン道しかなく、展望もいまいちなので、人気もいまいち。そんなマイナーな奥山でルートファインディングにチャレンジしてきました。

300m弱の単調な急登を上がって花知ケ仙山頂へ。目的地は見えないクマザサの先にあり、地形を確認して尾根からの下降路を距離と角度で算出。チームで共有してスタート。

↓山頂付近から見る景色はいまいち

予想はしていたけど、それを超える笹藪と戯れてきました。藪漕ぎが目的ではなく、進路に藪があるので仕方ないのですが、ルートファインディングをやると必然的にそうなります笑

↓2mを超えるクマザサ群

今まで様々な藪と戯れて、痛さではイバラが断トツですが、強度ではクマザサ(隈笹)。その名の通り隅々まで根が張っています。笹も色々ありますが、今回は2m丈の固くて反発力の強い代物でした。

根曲りした笹は上から踏めば進めますが、逆層だったり、トラバースとなると至極大変です笑 密集地を避けながらなので、直進性を保つのが難しく、何度となく尾根の中心を外しました。

↓一息ついて作戦会議

数十メートル進むのに数十分かかる箇所もあり、やっぱり藪漕ぎはフィジカル優位ですね。それでも何とか目的地まで達する事ができました。失敗を繰り返しながらも、少しずつ修正力も上がっています。成長を感じますね。

↓子守中のモリアオガエルと卵塊

最近は下山に限ってルートファインディングをやります。実際の道迷い遭難も下山時が多いので実践的です。隈笹にシバかれながら、アドベンチャラスな一日を頑張りました。お疲れ様でした。


 
 
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