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薄雪の西中国山地

yoshidaguide

やっぱり雪不足です。寒気が短周期で、なかなか雪が積み上がっていきません。

辛うじて雪が残る西中国山地の市間山1108m・立岩山1134m。

ここは地形の影響なのか、雪が締まりやすく急斜面があるので、中国山地でも貴重なアイゼンが役立つ山です。

↓立岩山から正面に十方山


登山口へのアプローチは除雪次第なので、林道をギリギリまで詰めて標高を稼ぎます。

雪山に限らずハードブーツでの長い林道歩きはなるべく避けたい。

歩き始めは樹林帯ですが、傾斜が強くてアイゼンワークには良い練習になります。

尾根の雪は、風に叩かれて締まっていました。爪がギュって刺さります。


別の日に、吉和冠山1338m。今シーズン3回目。

この日は寒波直後だったので良い雪景色でした。ここも急斜面と締まり雪が特徴で、アイゼンが役立つ山です。

↓クレソン岩へのアプローチ

↓汐谷のかわいい氷柱。今年は小さめ。

この日は、フットペンで20㎝くらいはありました。


根雪が無い状態からの、まとまった降雪だったので、キックしてもアックス刺しても、すぐに下地が出てきます。

緩斜面は良いのですが、特に急斜面はダメでした。雪景色で喜んでいたら、そんなに都合よく運びませんでした。

見た目は良い感じの雪山ですが、中身は薄くて里山のようです。もうこのまま終わるのでしょうか。

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