兵庫県との県境にある岡山県最高峰・後山(1344m)。兵庫側の呼称は板馬見山。
11月11日と12日の2日連続で登ってきました。すでに紅葉は終わって、足元に落葉していました。
1日目の天気は雨。寒気が入り、風も強い予報だったので、予定していた駒の尾山からの縦走を変更して
後山キャンプ場から船木山経由で後山を目指しました。
登山道を使わない、山腹にある三角点を探すルートファインディング。
もちろん、普通の登山ではありません。
地形を見極めて、最適で安全なルートを見つけるセンスと技量が問われる課題。
↓チームに分かれて、地形図を見ながら計画を練ります
下草の少ない杉林を選ぶと、必然的に急登になる。自然林に出ると、濡れた落ち葉が滑りやすい。
尾根を直登か、谷を挟んでトラバースか、五感をフル活用して彷徨います。
地形図に反映されない、小さな尾根と谷の判別は難しかったようです。
立ち止まって考える事も大事。進みながら考える事も大事。間違えに気付いて引き返す体力も大事。
進行角度を信じ切れずウロウロしましたが、残念ながら三角点は見つることはできませんでした。
そのまま尾根を伝って船木山へ上がり、後山まで歩きました。予報通り冷たい雨と風の稜線でした。
初心者には、この環境で長時間の縦走はリスクが高かったので、予定変更は正解でした。
急な天候の変化で予定通りにはいきませんでしたが、予定通りにできない時のプランは2個くらい準備しておくべきですね。
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