広島のご当地アルプスの1つ「ひろしま安芸アルプス」。
広島市安芸区・安芸郡海田町と熊野町を隔てる山稜に小ピークが連なる約18㎞の縦走路の呼称です。
代表的なピークは北から順に、坂山499m・鉾取山711m・原山671m・天狗坊山591m・洞所山641m・城山592m・金ヶ燈篭山531m
11月末、西風が少し冷たい快晴の中、JR瀬野駅からスタートしてゴールのJR矢野駅を目指します。
神原登山口から坂山・鉾取山と一気に標高を上げる、強度の高い歩き出し。出だしはゆっくりが大事です。
この日も紅葉が見事でした。
特に公園として整備されている、鉾取山の山頂付近のドウタンツツジのトンネルは素晴らしかったです。
↓鉾取山山頂・711m
スタートから約5㎞でコース最高点の鉾取山711m。ここまで如何に丁寧に疲労なく歩けるかが後半に影響します。
ここから細かいアップダウンを繰り返しながら、少しずつ高度を下げていきます。下りは腿筋が削られてきます。
西に広島市街地、東に熊野町が展望できる場所がいくつかあります。山を挟んで対照的な街並みが面白い。
↓赤穂峠付近から見る市街地
今回も水分とエネルギー補給を意識していただき、余力をもって終える事ができました。長い距離を歩くコツは、体力より体調。体の調子を整えながら歩くことが大切です。
日が短いこの時期、通常はヘッドライトを付けて下山するのですが、足並みの揃ったメンバーのおかげで明るいうちにゴールできました。天気にもメンバーにも恵まれ、良い登山と良い景色を楽しみました。
縦走路は尾根の一本道なので迷うこともないでしょう。JR線に並行しているので、アクセスも良く、それぞれの山に登山道が付いているのでエスケープも容易です。
暑い季節を避ければ、秋から春がおススメの好ルートです。
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