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瀬戸内の見える山@ニヶ城山

登山シーズンの瀬戸内。

冬でも温暖な瀬戸内の里山ですが、寒波が居座ると日中のポカポカ陽気も半減。寒かったです。

40㎞先に見える西中国山地は白い山稜になって、市街地とのコントラストがきれいでした。

↓八畳岩からの展望。雪を被った西中国山地の山並み


定番の地図読み講座。広島市東区と安佐北区にある松笠山から二ヶ城山をメンバー変わって2回歩いてきました。

初心者向けの地図読み講座は市街地近郊の里山にかぎります。地図記号と人工物などの分かり易い目標物が多いので、現在地の確認に役立ちます。地図記号を読むことから入れば、地形図に取り付きやすくなります。

↓カチカチの手水。朝の気温は―3℃でした。


地形図の読み解きは等高線ですが、ますは登山道の変化を見ます。合わせて周辺地形の変化を読み解いていきます。ステップアップすると、里山から奥山へとスケールを上げます。その分、歩く体力も上げなければいけません。

↓下山時は思考が終了に向かう。下山時こそ意識が大事。

                      ↑考える考える

地図読みは道迷いに直結する大事な技術です。その派生で転落、滑落などにつながるケースも多くあります。

道迷いが多いのは下山の時です。山麓に向かって裾野が広がり、分岐や枝道が増えていきます。後半の疲れてくる時こそ、しっかりと地図を見る意識は大事です。

↓快晴。二ヶ城山からの展望

↓曇天。二ヶ城山からの展望

講座の最後、下山時に2つの課題を出しました。予想通りのルートミス。

よく観察すると分かるのですが、人の後ろを歩くだけの人は気づかない。先頭が間違うと全員アウトのパターン。よくある道迷い事例を見させていただきましたw 予想通りなのでミスは問題ないですが、そこから原因を理解して次に生かすことができるか、否か。

直観で素早く判断できる人もいます。直観とは、過去に記憶した経験の蓄積によります。経験は大事です。


快晴と曇天の対照的な2日間。どちらも寒かったですが、瀬戸内は空気が澄んだ冬景色が素晴らしいです。

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