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春の雪山を楽しむ@木曽駒ヶ岳

yoshidaguide

中央アルプスの主峰・木曽駒ヶ岳2956m。

一年を通じて登山や観光を目的に多くの人が訪れる人気の山岳エリアです。バスとロープウェイを乗り継ぎ、汗をかかずに登山口の千畳敷2600mまでアプローチできます。お手軽なので事故も多い山です。

↓定番・宝剣岳と千畳敷カール

4月初旬、麓の駒ヶ根高原は温かい朝でした。週末の好天気でしたが、混雑はなくスムーズに千畳敷に上がれました。

ロープウェイを降りて、目の前に広がる千畳敷カールの銀世界は圧巻ですね。

↓御嶽山

八丁坂の登降が技術的な核心でしょうが、雪山歩行の基本ができれば難しくありません。

難しいのは、雪の状態や天候などの自然環境にあります。その判断が正しくできるか否かです。

↓乗鞍岳から穂高岳連峰

↓宝剣岳と南アルプス

さすが中央アルプス、日本アルプスのほぼ全てを見渡すことができます。

空気が霞んでいたので、遠景はボヤっとしていますが、肉眼ではきれいに見えました。

↓ザギダル尾根は真っ黒

千畳敷から木曽駒ヶ岳まで往復3時間。お手軽です。下山もロープウェイとバスで菅の台バスセンター850mまで一気に高低差1800m下がります。麓は春の陽気です。安定した天気の下、風も弱く陽射しもあり快適な登山でした。

これから各地の山小屋も小屋開けに向けて準備が始まり、山へのアクセス環境が整ってきます。残雪期は、雪山を楽しむベストシーズンですが、季節の変わり目は事故も多いです。気象状況に十分留意し、正しい知識と技術、しっかりとした装備を準備して出掛けましょう。

 
吉田太一Facebook
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