中国山地を代表する人気の縦走コース・蒜山三山。
東から下蒜山1100m・中蒜山1123m・上蒜山1202mの3座が連なる全長10km程のコースです。
麓は蒜山高原が広がり、牧歌的雰囲気が漂う人気の高原リゾートです。5月中旬に歩いてきました。
↓上蒜山へ 右奥に矢筈ヶ山・甲ヶ山

暑さを心配していましたが、まったく予想外の天気でした。気温は15℃くらいの高曇りで、風が強かった。
終日吹き続けた風は6~7m/s。体感的に10℃くらいで、シェルが脱げない一日でした。
下蒜山からの登り始めは黒ボコの急登。濡れていると滑り台と化しますが、この日は乾いてて良かった。
↓下蒜山への登り




樹林を抜けると、クマ笹の丘陵となり景観が一変、展望が広がります。
クマ笹と登山道のわずかな隙間に季節の花が目白押し。登山者に踏まれ、笹に脅かされる希少な植物達です。
カタクリ、イワカガミ、イカリソウ、キンボウゲ、アカモノ、アザミ、チゴユリ、レンゲツツジetc




北側には日本海、伯耆大山が姿を現します。大山火山帯の個性的な峰々が稜線を繋いでいてカッコいい。
↓下蒜山へ まだまだ元気

↓烏ヶ山・伯耆大山・三鈷峰・野田ヶ山・矢筈ヶ山・甲ヶ山

↓中蒜山へ 風に煽られる

三山縦走は、細かいアップダウンはなく、3回登って3回下るシンプルなコースになっています。
南側には蒜山高原と中国山地の山々がグラデーションで広がっており、景色が良いので疲労も軽減されます。
↓中蒜山からの展望


藪を漕いだり複雑な地形を歩かされている?メンバーにとって、美しい登山道は物足りなかったかもしれません笑。やっぱり人気がある山には理由があります。きれいな景色とかわいい花を楽しみながら、良い登山でした。
メンバーに、次回は藪を漕ぎを予告してるのでお楽しみに。