2月の3連休1日目、津山市にある妙見山を訪れました。昨年の秋以来です。
天気は穏やかで気持ちの良い早春の登山日和でした。予想通り雪はなかったです。

お題は、ルートファインディング。前回とカテゴリーの違うメンバーでチャレンジしました。
登山において、山の弱点は尾根。最適な尾根にルートを見つけて山頂を目指すのがセオリーです。



山頂に繋がる尾根を見つければ、そのまま詰め上がるので簡単。
今回は、数箇所の尾根を繋ぐ地形を課題としました。どこで谷を越えるかがポイントです。
↓分岐路でミーティング

地形図だけを見ても答えはみつかりません。考え過ぎても進みません。闇雲に歩いても辿り着きません。
予測して、観察しながら、歩き続け、修正し続ける事です。そして、チームとして行動する事が大切です。
↓檜山神社にあるおいぬ様(狐と思っていたら狼でした)

複雑な頂上稜線を繋いで、良いルートで目的地に到着できました。
ミスが起きた時は、原因を考えて学ぶことが多いですが、物事がうまくいった時は、その根拠を考え直すことはあまりしません。実はそこが大事で、偶然だったのか、判断が正しかったのかを理解しないと意味がありません。
成否の根拠を理論として説明できるようになってほしいですね。

下山も地形を読みながら進み、無事に登山道に合流しました。
足並みも揃ったメンバーでチームワークも良く、楽しい登山でした。


妙見山は景色が良いわけでもなく、どこにでもある里山ですが、地形を読むのに実に面白い。
と個人的に気に入ってます。周辺の山を繋げれば更に楽しめると思います。
また次回、メンバー入れ替わって成果を比べてみますw お疲れ様でした。