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クライミング発祥の地。

広島市安佐北区白木町にある鎌倉寺山。

標高600m程で、白木街道沿いから見える姿は、どこにでもある里山です。

↑左:安駄山 奥:白木山

しかし、志和街道方面から有留地区へ回り込むと、右岸に大きな岩の壁が見えてきます。

ここが広島のクライミング発祥の地と言われています。

クライマーが集う岩場という山ではなく、岩稜歩きや岩トレをするような小さな岩山です。

↑登山口にある「網捨て淵」

急峻な登山道沿いに様々なサイズの岩が連なっていて、それを繋げて登っていきます。

登山道が並行しているので、巻いたり、登ったりと自由にルートを楽しむ事ができます。

地形図では岩を表す地図記号はありませんが、10mを超す大きな岩もある岩稜です。

古い岩場なので、自然に帰っている部分もあると思います。一部ボルトを打って整備されているルートもあります。

探せば、まだ新し発見がありそうです。


ここの名物「馬の背」。

ナロっとした2メートルほどの岩。登山靴をスメアで立ちこむ技術と勇気が必要。苦手な人は全く歯が立たないですw 

みなさん、右にムーブを起すのですが、その理由は行けば分かります。

色んな形状の岩があり、自分の実力に合わせて登ったり巻いたり、ロープワークの練習にと、色々楽しめる山です。

里山なので、登山シーズンは秋から春が適期です。

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