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いつもの里山で考える。

yoshidaguide

広島市郊外の里山、松笠山374mと二ヶ城山482m。いつもの初心者向けの地図読みコース。

同じコースを同じ内容で歩くと、取り組み方や習熟度の違いが把握しやすくなります。

↓登山口にある琴比羅神社

初心者クラスは、より理解を深めようと机上・実技を連動させています。理論と実践ですが、経験があれば理論が入りやすいし、経験が無ければ実践の方が入りやすい。と思っていましたが、そうでもないという事に気付きました笑 

↓守護大明神

↓八畳岩からの太田川

別に理論がなくても、知識がなくても、技術がなくても、山は登れます。

登山の本質を考えれば、それくらい自由でいい加減で良いと思いますが、スポーツ文化として考えれば、それではやっぱりダメです。

↓菰口憩いの森に咲く山茶花

結局のところ、正常性バイアスなんでしょうね。自分の欲しい情報だけ取り入れる。自分の経験を否定する情報を遠ざける。

都合の良い部分だけ取り入れても、多くの知識や技術は連動しているので、どこかで整合性を失ってしまい、先に進めなくなる。

↓市街地と江田島

自分で経験して、足らないものは取り入れて、間違っているものは正していく。これの繰り返しですね。

↓下山は地形と角度

年齢を重ねてから登山を始めた人と、若い時に時間を掛けて少しずつ経験して、積み上げている人とは違います

そこは埋めようがない差があるので、同じ土俵で考えてはダメですよね。どこまで正しく学んでいるかを見極めるのが難しいです。

この日も初冬らしい寒い一日でしたが、最後までしっかり歩いていただきました。前回よりも1.5倍の距離でしたが、今回の方が楽だったそうです。それだけ集中して歩けたという事にしておきました。お疲れ様でした。

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